整腸

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あつ森という悲劇から一年 その後

みなさんいかがお過ごしでしょうか。

どうぶつの森のことを忘れて……
というのはIPの大きさ的にそこかしこで目にするので厳しいのですが。
時間経過と共に関心を失って久しいです。久しかったです。
他の娯楽を楽しみつつ日々を生きておりました。
なので、もうこのブログを更新することもないだろうと考えていました。

更新しようと思った理由はもちろん一つしかありません。
「あつまれ どうぶつの森 Direct 2021.10.15」を拝見したからです。

 

あつ森という悲劇から一年の記事に共感してくださった方のなかで
ダイレクトの内容がすごく楽しみだ!嬉しい!という気持ちになれた方は
この先を読んでも何にもいいことがないので読まないでください。
どうか幸せに生きてください!!!楽しいゲーム体験でありますよう。

基本的にコンテンツというのは楽しめている人のものです。
楽しめなかった人は黙って去るしかないのに
わざわざこんな記事を書いている人間の文章など読まなくていいです……。
ただ此度のことはこれで間違いなく完結なので締めくくりとして書きます。


本題です。

いやそもそも……。見るなよ。ですね。
なんで見てしまったんだろう。
未練が全くないわけではないことは認めていたんですが。
ともあれ、もう忘れるんじゃなかったのか……。自分でもアホだな~と思ってます。
ただ期待というよりは「もう終わった」ということを確認したかったんだと思います。

ダイレクトの内容を受けて自分の結論としましては……。
あつ森という悲劇から一年」の記事は
発売日に買ってしまったばかりに受けなくてよかった苦しみを
受けてしまった可哀想でちょっとアレな人の記事になりました。
(もともとちょっとアレな人の記事ではありましたが……)

シリーズが好きで、発売日に買って、後悔することになるとはな~!!

11月に買っていればこれほどまでには
辛い思いをしなくて済んだんだなあとただただ悲しいです。

もちろん、UIや住人の会話、住人の奇行、システムまわりetcの不満が
解消されている可能性は低いんですけど。
(実際にアップデートが配信されてもしも改善されていたらすみません)

それだけじゃなくて、
自分にとってすごく大切な、どうぶつの森シリーズに求める郷愁が
この先もう帰ってこないっていうのも嫌ってくらいわからされたんですが。

それでもこのアップデートと有料コンテンツ配信後に購入していたのであれば、
家具の種類やハッピーホームの要素が反映されていないなどの不満は
抱かずに済んだわけじゃないですか。

例え同じようにそれ以外の場所に不満をいだくとしてもね。
その場合気の持ちようも違ったと思うんですよ……。
発売日に買ったばかりに大好きなゲームの最新作という
毎度一度きりの体験は台無しになってしまったのですが……。

既存要素の復活が大半であろうと、
これが最初から入っていたり早いうちに追加されていたならな~。

スカスカのゲームを遊ばされていたんだということが
ダイレクト配信で改めてよくわかりました。

うう~ん。でも、楽しみだなあ!って思いたかったなあ~!!!!
タイムスリップして教えてあげたい。
発売日買いは愚の骨頂、せめて来年11月にしなって。

自分が11月に初めてSwitchを買った人間だったら?
あるいはこの内容が最初の春のアプデ告知くらいでされていたら?
楽しみだなあって思えたんでしょうか。わくわくしたんでしょうか。
したかった。

もう楽しみだって思えるほどの心に水分がなくて。
たぶんこの一年の苦しみのなかでカラッカラに干からびてしまいましたね。

ダイレクトを見てる途中から頭が真っ白になって、
内容を細かに把握できていないのですが。
カエルのチェアや銭湯家具が目に入ったとき、
色んな感情で本気で涙が出そうになりました。
やっぱり大好きなんですよね……どうぶつの森らしい家具たち……。

でもそれでも、もう、いいかな……って思いました。
アップデートや有料コンテンツに望んでいた要素が含まれることが真実でも、
自分が発売日からの数か月に体験したこともまた真実だからです。
いいかな……って思ってしまったからには仕方ない。

どうしてただ好きだけでいさせてくれなかったんだろう。
大好きなシリーズに汚い言葉でケチをつけたくなんかなかったよ。

ユーザーに歩み寄る姿勢を少しでも、
もっと早くに見せていてくれたら違ったかもしれないんですが。
このゲームを遊びたいという気持ちは取り戻せませんでした。

理想:楽しみ!!!!(手の平全自動ドリル)
現実:砂かけ記事公開


最初になるべくがんばって、一番最初に応援してくれる人が、
「オレは先に応援して損をした」って
思わないようにしたいなあとずっと思ってきましたから。

という岩田聡さんの言葉をご存じでしょうか。
社長が訊く『ニンテンドーDSi』の中のハードの値下げにまつわるお話なので、
今回の自分のような境遇とはまた違うことは断っておきます。
それでも自分はこの言葉を見るたび胸が苦しくなります。

こんなになっちゃったからにはもう、ね……。

クソゲーオブザライフは譲れません。